脚本演出 峰村美穂さんに聞く!

えんそくvol.2「時間なら、あるわ」の脚本演出担当のさんに五つの質問をしました。峰村さんは「JAM」の脚本と演出、「東京三人姉妹」の脚本を担当しています。


久しぶりの脚本執筆はどうでしたか?

 面白い話なんて作るのは無理なんじゃないかと思ってしまうくらい苦労しました。

これを人が読んだとき、出来上がったものを人が観たときにどう思うのか、怖いなあと思うのは初めてかもしれません。


久しぶりの演出はどうですか?

 脚本を書いていた時の頭からできるだけ切り離して考えようと思っています。

なぜこのセリフをここで言うのか?なぜここでこう動くのか?登場人物の心境をちゃんと汲み取れるように考えて作っていけるように頑張ります。


キャスティングで大変だったこと、意識したことはありますか?

 初めましての方も多かったので、セリフを読んだ時の雰囲気と相性を考えました。

現状の読んだ感じが稽古を重ねるうちにどう変化していくのか頑張って予想しながら決めたのですが、本番ではどうなっているんでしょう。


東京三人姉妹の好きなところはどこですか?

 最後、登場人物ほぼ全員がポツポツとセリフを重ねていくシーン。

特に姉妹の似ている部分と似ていない部分、全てが集まっているところだと思っています。


JAMは大幅に書き直していただきましたが、今回改変のポイントはどこですか?

 以前の台本で足りていなかった部分をたくさん付け足させていただきました。

姉妹4人が全員主役級。それぞれが何を思い、どう感じて人生を生きているのかを、もっと鮮明に映し出せるように意識して書いてます。


峰村さん、ありがとうございました!ますます仕上がりが楽しみです!

2月1日から予約開始です。ぜひ観に来てください!




峰村美穂

1994年生まれ。明治大学国際日本学部卒業。在学中に劇作、演出、美術で上演に関わってきた。4年間で10本の公演で脚本演出を担当。

フィクションの上に実感のこもった人間を描く作風。現在はテレビ関連の仕事に従事。


えんそく「時間なら、あるわ」

小川結子による、個人演劇ユニットのえんそく、vol.2公演のwebサイトです。 少しだけ遠くに行く“遠足”のようなワクワク感をお届けしたいという願いを込めて。

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